エスワティニ(スワジランド)の教師生活、高校教育について 青年海外協力隊 JICA

エスワティニ(スワジランド)の教師生活、高校教育について 青年海外協力隊 JICA

2018年2月から、エスワティニ(スワジランド)の首都ムババネから車で1時間ほどのところの学校で、 ICTの先生として高校教師しています! そんな高校での青年海外協力隊としての生活と、 エスワティニの教育制度を今わかる限りで書いてみます。 (せっかくなので、同期隊員の他国の話しは緑背景で書いてみます!参考までに。)

JICAボランティア教師としての生活

学校の人、街の人みんなとても親切にしてくれます! ボランティアとして働いている というシチュエーションをすぐに把握してくれる人はほぼいません。 日本でもこう言ったら「え、お給料は?」ってなりますよね、そりゃそうです。 でも、海外から働きにきてくれている!という歓迎の感じは持ってくれる人が多いです! 2年というと、「2年も!?凄いね!」と言ってくれます!想いに応えたい!   かなりの確率で「中国人かな?」と思われてることはもう承知しましょう!笑 突然「チャイナ!」「チンチャン!」と失礼な感じで言ってくる人もたまにいますが、 普通にHelloから声かけてくれる人も多いです。英語共通語強し。 住居は基本機能のあるものがあてがわれる、もしくは自分で探します。 私はJICA要請→学校が探す→学校教員の親族の家。みたいな感じでホームステイしています。 車庫ですけど。(上の写真) ホームステイ先の家族がみんなめっちゃいい人です!ここらへんは人によるかも、、、? (とりあえず、「最悪」という話しは聞いてないです!) 生活環境(周辺の状況、交通アクセス、水電気問題)は千差万別です。 私は交通アクセスが超ハード意外はまぁまぁ快適に暮らしています。 静かで綺麗な景色に毎日癒やされます。 でも冬の寒さはなかなかきつい。アフリカといえど、標高1000mを超えると寒い!

1日の流れ

平日は普通に学校に行きます! 朝は8時から、夕方は4時ぐらいまで。 私の学校は水曜はスポーツデイで1時間早く授業が終わり、 金曜は午前授業のみです!ここらへんが文化が出てきます。 (国によっては、朝先生が来なかったり、授業ない時間は家に帰って良かったりします。8時−16時みっちりの人も。)   エスワティニは朝学校に行くと、毎朝全校集会があります。 まず、みんなで歌います。かなり上手い子もいて驚きます。 またキリスト教が大半なので、お祈りがあります。 その後授業が始まります。 エスワティニの(私の高校の?)一日の基本タイムテーブルはこうです。

1限 2限 3限 休憩 4限 5限 6限 ランチ 7限 8限
8:00-8:50 8:50-9:40 9:40-10-30 10:30-10:45 10:45-11:35 11:35-12:25 12:25-13:15 13:15-14:05 14:05-14:55 14:55-15:45

こんな感じです。水曜と金曜は少しテーブルが変わったりします。 ここで問題なのが、基本的に授業間に休み時間が無いことです、、、 移動や準備が含まれていないので、実質40分授業ぐらいです。 休憩時間に簡単な軽食と、ランチにはご飯と豆のソースのランチが出ます。 基本毎日一緒なので、食育という考え方はかなり先の展開になりそうです。   学校終わりは授業が終わるとばらばらと生徒が帰っていきます。 雨で川が氾濫しているからと早めに授業が終わったり、先生がワークショップ出席してて足らないからと、 色んな理由で早く終わったりするのはアフリカ流のようです。   また、学校の前に小さいショップがあり、生徒も先生もおやつを買ったりします! 日本でいうところの売店みたいなのが、学校の前にある感じですね。 10円ぐらいからの駄菓子屋果物、パンや飲み物が売ってます。  

どんな授業するの?できるの?

これはかなり国と人によります。 エスワティニの高校ICT教育はシラバスが決まっている(イギリスのCambridge)ため、 基本シラバス通りに教科書を教えることになります。 教科書を教えつつ、個人で用意したアクティビティや教材を織り交ぜる感じになります。 元々の先生たちは、生徒に教科書を読み聞かせ、質問させて、無ければ進む。それだけです。   国によっては、自分が担当する教科と範囲だけ決まっていて、やり方は全部任される人もいるようです。  

私はそのままじゃつまらないので、

自分なりの経験談を話したり、教材を作ったり、ビデオをダウンロードしてきたりとあの手この手。

ここの工夫がメインタスクになりそうです!(教えるとか授業するのは基礎として。

 

授業以外の時間は何してる?

私は、授業準備してます。先生ですから。 嘘です。準備もしてますが他の先生とお喋りしてることも多いです。 こちらの人はほんとにお喋り好き。捕まると1時間でも余裕で喋り続けます。 さらに「お茶にしよ!」って言って誘ってくれて、 普通にパンとチキンとか食べ始めます。それ昼ごはんじゃね!?ってぐらい食べます。   また私はITに関係する活動がしたいので、 映画作成を生徒と始めています。  

週末、休日の過ごし方

ここは、学校隊員の特徴(利点?欠点?)が出ます。 学校は基本土日休み(国によっては土曜日もあるところも)で、 学期間も休みなことが多いです。つまり、学校隊員は休みが明確だということです。 これは、リズムを作りやすく、長期休みの計画を立てやすいなどの利点と、 活動可能な日が限定されているという欠点があります。

エスワティニは3ターム制なので、3回の長期休み(3週間程度)があります。 1ターム 1月〜4月 2ターム 5月〜8月 3ターム 9月〜12月

どんな風に過ごすかは人それぞれですが、 授業の準備をしたり、街のイベントに参加したり、ホストファミリーと過ごしたり、 やれることは色々あります!時間もかなりあります! 週末に近場の別の隊員に会うのも、リフレッシュとしていいかもしれません。 また、CPや事務所の承認があれば 本筋の活動以外もなんでもしていい(もちろん常識内で)のが青年海外協力隊のいいところ。 (水源の確認に一緒に行ったり。水の防衛隊?)

エスワティニの教育制度

まず、ベースはイギリス流です。 他国のアフリカもそうですが、 植民地支配時代にどこに属していたかで、教育制度がその国に準じている場合が多いようです。 教科書や試験などもイギリスのCambridgeを使います。 学年は6−3−2(実質、3-2がくっついてHigh Schoolとして運営してます)が基本のスワジランド。 各学年の最後に進級試験があり、先生たちが総合的に判断するようです。 また、3と2の終わりには共通試験が行われて、特にHigh School最後の試験をいくつパスしたかで、 大学にいけるかどうかなどが決まります。 進学率などの正確な情報が、省庁に働いている人でも正確にわからない。それがエスワティニです。。。 まだまだココらへんが問題です。 ただ、人によっては高校を2年間やり直したりします。 いいスコアが取れれば大学に行けるからです・・・!  

 

ざっくりとこんなところです!

先生隊員はお休みがまとめて取れるというメリットと、

やることが決まってしまっているというデメリットをどう付き合うかがメインポイントな感じです!

 

エスワティニの基本情報はこちら!

CTA-IMAGE エスワティニってどこ?国名変わった国・・・?そもそもどんな国? そんな基本情報を色々まとめてみました! エスワティニにちょっとでも興味持ってくださった方は是非こちらを!